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安全な夜間高速走行への取り組み ~連絡橋への低位置プロビーム照明の導入~

関空と対岸を結ぶ連絡橋は、1日平均2万台が通行し、空港の運用を支える重要なアクセス施設です。この連絡橋を、夜間でも、より安全にご利用いただくため、道路照明を改修しました。

 連絡橋の照明は、空港特有の高さ制限があることから、中央部分1.8km区間は、道路の端にある欄干らんかんの部分に蛍光灯を埋め込んだ特殊な照明方式(高欄こうらん照明)を採用していました。

 この高欄照明では、一般的なポール照明と同様に、明るい路面を背景として障害物を暗く見せることにより、障害物が判別できる“シルエット視”を採用しています。今回、平成18~19年度にかけての連絡橋高欄照明の更新にあわせて、「低位置プロビーム照明方式」を導入することにしました。この方式は、障害物に光りを照射し、暗い路面を背景に障害物が明るく浮かびあがる“逆シルエット視”を利用したもので、より遠方の障害物の発見がしやすくなり、夜間の高速走行安全性が向上します。
 しかし、低位置プロビーム照明は、降雨時や凍結時に路面状況が確認しづらいことや、濃霧時に光が散乱し見えにくくなるという特性があり、このような時には、低位置プロビーム照明に加え、残りの高欄照明を点灯することで安全を確保しています。
 また今回、高欄照明を改造し、一般のランプを使用できるようにすることで、汎用性があり省エネタイプのランプが使用可能となりました。

 これらの取り組みにより、安全性の向上と、改修前に比べ約75%のエネルギー削減を、同時に実現することが可能となりました。

 連絡橋は、より安全なアクセスとして、完全24時間空港を支えていきます。

改修前の方式(高欄照明)
高欄照明器具
高欄照明器具
障害物の見え方(高欄照明)
障害物の見え方(高欄照明)

改修後の方式(低位置プロビーム照明)
低位置プロビーム照明器具
低位置プロビーム照明器具
障害物の見え方(低位置プロビーム照明)
障害物の見え方(低位置プロビーム照明)
 
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